明智鉄道マラニック
(2011.06.12)

「ふるさと再発見」
 恵那駅をスタートし、阿木川湖畔、農村風景日本一の展望台、岩村城下の町並み、鉄道駅に隣接する花白温泉までのマラニック。そして、明智鉄道のイベント用車両(春は、山菜列車、秋は、キノコ列車)を貸し切っての宴会。6月の梅雨の最中でありながら、雨も降らず、強い日差しもなく、走るには、ちょうど良い天候で気持ちの良いランニングが出来ました。

 岩村町は、私の生まれた所で、高校生(明智鉄道で恵那まで通学していました)まで暮らし、今も実家があります(タケノコや山ウドが採れる畑があります)。標高500Mで、冬は寒いが(寒天製造に最適です)、夏は涼しく、適度にアップダウンがあって、田(減反政策で休耕田が増えました)や畑が沢山残っており、そして、車が少ないので鳥の鳴き声が聞こえてくる中で、本当に気持ち良く走れました。

 2回の下見と今日の合計3回走ってみて、自分のふるさとが、走るには、こんなにすばらし所だと改めて実感しました。企画していただいた方に感謝しています。

 沢山の方が買われたカステラ屋さんの奥様は、私の高校の先生(化学)で、菓子屋へ嫁がれたことは聞いていましたが、お会いしたのは、高校卒業以来でした。マラニックのお陰です。

 早いチームだけが行かれた岩村城址への道は、急坂で(若い人がへばったそうですが)、江戸時代の武士が重い刀を腰に差して登城するのは、大変だったと思います。又、ウオーキングの人が立ち寄られた「かんからや」という餅菓子屋さんは、親子三代の女性が作っています(残念ながら3人共愛想は今一つですが)。そして、毎年2月には、「女城主」の蔵元で、新酒のは発表会があります。

 距離、時間、季節をうまく組み合わせて、機会があれば、また走ってみたいコースだと思いました。皆さん、お疲れさまでした。
(中神恭治)

今回はウォーキングに大人9人、子供4人が参加。
恵那駅から岩村駅まで明知鉄道でむかいます。時速40キロ位でノンビリ山間と田園地帯を走る電車に子供達は大喜び。
4人を久保ジィが一番前に連れていき、子守り、優しい爺さんです。岩村駅で降りて、古い町並みを通って岩村城址にい
く予定であったが、皆マイペースでなかなか進めず岩村城址は諦め、カステラ屋で試食して、中神さんオススメのかんか
ら屋に入って「かんから餅」を全員で食べることになった。もうこうなるとみんなを連れて時間内に花白温泉まで歩くことは
不可能、希望者だけ歩くことにして残りの人は電車でむかってもらうことにした。

結局、歩いたのは私とクマさん、トオルさん、クロちゃん夫人の4人で花白温泉に向かって歩き出した。まずは線路沿いの
たんぼ道。トオルさんはおたまじゃくしを見つける名人、我々にとっては懐かしい風景だ。車もほとんど通らずそれほど蒸し
暑くない。2キロ過ぎから飯高観音に向かって急な坂道がつづく。すると、ランのBグループが通過。少し遅れて最年長の
甘粕さんが鬼の形相で上っていく。

いつのまにかクマさんがいない。Bグループに付いて走りだしたようだ。飯高観音でお参りをすると後は下り坂。やっとCグ
ループが追いついてきた。でも最も心配な「あの人」がいない。しばらくすると二村さんが「○谷さんが後ろにいるよ」いつも
のように道を間違えていないだろうか。やっと、天白のユニホームを着てヨタヨタ下りてた○谷さん登場、隣には水越コーチ
が歩いている。一緒に下っていった。Aチームはきっと『かんから餅』を食べているときに抜かれたんだと納得。でもふと下を
見るとAチームが走っていた「コースを間違えたんだろう」そして我々が最終となって温泉についた。